
「レジのパート面接、受かった!!」
「いよいよ私もレジ打ちデビュー!」
そんな結果をつかむ事のできたあなた。
おめでとうございます、こんにちは。レジ部門主任のヒラノです。
レジパートの採用連絡を受けた人は、仕事に必要な物を事前にそろえる必要があります。
ボールペンやメモ帳はもちろん、カッターナイフや自分の名前が入ったハンコなんかも用意しておくと便利ですね。
そんな中でも「どんなものを用意すればいいの?」と意外に悩んでしまうのが、仕事用の靴です。
スーパーへお買い物に行っても、レジスタッフさんの足元なんてなかなか見る機会がありませんよね。
レジ打ちしているうしろ側へ回り込んで、しゃがみ込んで足元をのぞき込んで見ればしっかり確認できるでしょうが下手をすると蹴飛ばされてしまうので注意が必要です。何事もホドホドが肝心です。
お店によりますが、履いていく靴にも色や形など指定のある場合が多いです。
事前に質問すればある程度お店も教えてくれるでしょうが、ほかの従業員さんがどんな靴を履いて仕事しているのか…という事までは実際に働いてみないとわかりません。
そこで今回は
- レジのパートに採用されたけど、どんな靴を選べばいいのかわからない…。
- 初出勤を間近に控え、無難で間違いのないデザインの靴を探している。
- 毎日の仕事につかえる丈夫な靴を探している。
といった方たちに向けて、僕がおススメする一足「ゴールデンベア」をご紹介したいと思います!
このシンプルなスニーカーを実際に履いた感想や、気になる点などを解説していきます。
あなたの靴選びに参考となれば嬉しいです。
目次
ゴールデンベアって、どんなブランド?
突然ですがあなたはゴルフ、お好きですか?
ゴルフをされる方やファッションに詳しい方なら、ゴールデンベアの名前は聞いたことがあると思います。
アメリカの伝説的なプロゴルファー【ジャック・ニクラウス】をモチーフにした歴史あるファッションブランドです。
もともと紳士向けのゴルフウェアなどを中心に作っていたブランドなので、年配の男性が身に着けていることも多いですが、最近は若い人や女性向けのカジュアルな商品も販売されています。
ですが、僕がこの靴を購入したのはまったくの偶然でした。
ゴルフ好きの人には有名なブランドなんですが、残念ながら僕はゴルフに全く興味がありません。
購入した理由も「たまたま入った靴屋さんで安かったから」という身もふたもない理由です。
そんな身もふたもない僕がなぜこの靴をおススメするのか?
僕の考える、通勤用の靴に求められる条件とは下記の3つです。
シンプル・無難で、間違いのないデザイン
長期間履いても傷みにくい耐久性
買い替えしやすいお手頃な値段
これらの条件を満たしてくれる靴を探していた所、目に留まったのがゴールデンベアだったのです。
僕は今年の冬に購入したので、かれこれ半年ほど履いていることになります。
いまではこの靴がすっかり気に入ってしまい、もし今後、靴が傷んでしまっても次に買う靴はゴールデンベアにするでしょう。
ゴールデンベアの品質は?
僕が購入したスニーカーは【ゴールデンベア107】という商品。
靴ひもがついたタイプやマジックテープになっているタイプなど、形状によって何種類かのバリエーションがあるようです。
色の種類は、黒とベージュの2通り。
僕はいちばん無難な黒を購入したのですが、女性ならベージュでも良いのではないのでしょうか。
(お店の規定で問題がなければ、ですが…)
合成皮革とメッシュ素材で作られており、靴自体が非常に軽いです。
また、足の甲にあたる部分(アッパー部分)は幅が広くゆとりのある設計になっているので、足を通した後も締め付ける感じがなく、クッション性もあって快適に歩けます。
軽くて柔らかい履きごこち、この手の安いスニーカーにありがちな「安かろう・悪かろう」ではないことも個人的には嬉しいポイントです。
耐久性もしっかりしています。
かかとの部分は反射材付きでゴールデンベアのシンボルマークが入っていますが、ここは生地が厚く、頑丈に作られています。
朝の出勤時って、けっこう慌ただしかったりするじゃないですか。
僕も良く、時間がなくなって「やべー!遅れる―!」と靴のかかとを踏んづけながら急いで家を出たりするんですが、それが原因でかかと部分がへたって来たり、靴が傷む原因になったりするんですよね。
(前の靴はそれで履きつぶしました…)
もうかれこれ半年ほど、その「やべー!遅れる―!」を繰り返しているのですが、かかと部分はいまだに傷んでいる様子はありません。
金色のクマさんがしっかり仕事をしてくれています。
ゴールデンベアの性能について
足の甲はメッシュ素材になっています。
裏側から触ってみるとわかるのですが、メッシュの下は簡単な布地が貼られているだけ。
これが靴全体の軽さと、通気性の良さを実現しています。
特にレジでのパートは、長時間の立ち仕事です。
一日中歩き回っても靴に熱気がこもらないか、汗で足が蒸れたりしないか…というのはけっこう重要なポイントだったりします。
その点、この靴ならメッシュの部分から空気が抜けるので、よほどの汗かきさんでもない限り長時間の作業でも快適に過ごせますよ。
通気が良いとデメリットも
ただ、足の甲はメッシュと簡単な布地しかないので、当然ながら雨は染み込みます。
靴全体に防水加工はされているのですが、屋外で雨に降られたりするとメッシュ部分から水が染み込んで、足の甲はけっこう濡れてしまいますね。
もちろん屋内で履く分には気になりませんが、通気性を優先したスニーカーの宿命でしょうか。防水性はあまり期待しないほうが良いです。
ゴールデンベアについて、使用感と総評
実際に半年間このスニーカーを履いて、率直な感想をお伝えします。
100点満点で点数をつけるなら、80点。
特に、これからレジでパートを始めるという方にはおすすめの一足です。
履きごこちも良くて、通気性も良好。
丈夫で長持ちするので、一度買ったらしばらく次の靴は買わなくて大丈夫でしょう。
お値段がお手頃な分、デザインはどうしてもシンプルになりますが、最初の一足としては間違いのないデザインですし、仕事に慣れてくればほかの人たちがどんな靴を履いているのか観察する余裕も出てきます。
そうなれば職場の雰囲気に合わせて、つぎから自分好みの靴を買ってみても良いのではないのでしょうか。
全体的なフォルムは、やや武骨な印象
気になる点といえば、見た目の印象でしょうか。
特に足の甲あたりは幅にゆとりを持たせて、ワイドな感じに作られています。
だからこそ履きごこちはゆったりとしていて快適なんですが、どうしても全体的に「ボテッ」とした印象になってしまいますね。
靴にフィット感を求める人は、0.5cm小さいサイズを選んだ方がより馴染みやすいかもしれません。
デザイン性よりは、実用性・快適さ重視。
いわゆる「シュッとした靴」ではないので、その点はご了承ください。
さいごに|ゴールデンベアは、レジのパートに使えるか
今からおよそ10年前。
僕は当時の彼女(今の奥さんです)のご両親に、結婚申し込みの挨拶をするべく、ある紳士服売り場を訪れていました…。
いや、コイツは突然何を言い出すんだと思ったあなた。申し訳ありません。すぐに終わるので、もう少しだけおつきあいください。
当時の僕は、結婚の挨拶というのも初めての経験で、その時に来ていくようなスーツも持っていませんでした。
慣れない紳士服売り場でどんなものを買っていいかもわからず、近くにいた販売員さんに戸惑いながら、遠慮がちに、そして少しだけドヤ顔で「こんど結婚の挨拶に行くことになったのですが、どんなスーツを買えばいいですかね…?」と尋ねてみたのです。
ベテランの雰囲気が漂う、年配の販売員さんでした。
僕の考えている予算を確認し売り場の奥から持ってきてくれたのは、数ある商品の中でもシンプルで、クセのないデザインのスーツだったんです。
その販売員さんが言うには、結婚の挨拶とか、就職・進学の面接など、人生の重要イベントを控えてスーツを買いに来るお客様はけっこう多いとの事。
で、そんな人におすすめするのは「最も無難で、間違いのないスーツ」だそうなんです。
ほかにも、流行を取り入れていたりデザインに凝った商品もあるんですよ?
ですが、「スーツのデザインが気になって、一番重要なこと(結婚の挨拶や面接など)に集中できなければ意味がない」
「人生の重要イベントにのぞむお客様には、特にシンプルなスーツをおすすめしている」
といった事を話していました。
「パートの初出勤」にも、同じことが言えるのではないでしょうか。
確かに、お気に入りのデザインやブランドの靴を履いていけばテンションもあがるでしょうし、やる気をもってお仕事できるかもしれません。
ただ、初めての職場・初めての出勤となれば周りの従業員さんがどんな靴を履いているかもわかりません。
「この靴で大丈夫かな…」と気になってしまうのであれば、最初から無難な、間違いのない一足を選ぶべきだと思います。

最初は無難な靴にしといた方が、いろいろ考えなくて済むかもしれませんね!

「パートの初出勤」も人生で大切なイベント!
減らせる心配事は少しでも減らした方が、お仕事に集中できますよ。
一番重要なことは、初めてのパート先であなたが集中して働けることです。
自分に合った動きやすい靴で、新しい一歩を踏み出してくださいね!
カテゴリ:レジってどんな仕事? レジの仕事を楽しむ