ヒラノのプロフィール

目安時間:約 18分

自画像として使用しているオムレツ

初めまして!こんにちは。

レジ主任のヒラノと申します。

 

このブログに来ていただいて、ありがとうございます。

 

ご縁あって僕のブログを見つけて頂いたあなた!

せっかくですので(?)、僕自身のことをお話しさせて頂こうと思います。

 

良かったらお付き合いくださいね。

 

【HN】ヒラノ

【年齢】30代前半

【家族】5歳になるかわいい息子と、かわいい奥さんの3人家族です。

【職業】某スーパーマーケットでレジ部門の主任をしています。

マイペースでのんびり屋な子ども

esudroff / Pixabay

僕、ヒラノの少年時代は一言で言えば【要領のわるい子】でした。

不器用なタイプというか、何か新しく物事を理解したり、コツをつかむまでに時間がかかるんですね。

 

特に初めて挑戦することなどは勝手がわからず、他の友だちが次々と出来あがっていく中

 

いつまでも終わらない。
というか、何が解らないのかも解らない。
先生の説明が理解できてない。

 

で、やがて集中力もなくなり、授業を放棄して一人で遊び始めるというちょっと残念な子どもでした。

 

 

学校から持って帰ってくる通信簿には【マイペースなところがあります】と、毎年のように書かれていましたね…。

マイペースでのんびり屋な若者

そんなヒラノ少年も20歳を超えまして、どうにか学校を卒業・会社に就職することができました。

 

しかし、それからの社会人生活は遠回りと挫折の連続でした。

 

  • 連日のサービス残業に嫌気がさし、入社後わずか3か月で退職したり
  • 折り紙もロクに折れないほど手先が不器用なのに、「土、日が休めるかも」という理由で製造業の会社に入ったり
  • 数字の計算が苦手なのに、「土、日が休めるかも(2度目)」という理由で経理事務の仕事に挑戦したり
  • 案の定、先輩の指示が理解できず叱られたり…, etc.

 

 

若さゆえの過ちなのか、あまり考えなしに行動した結果なのですが、こうした挫折を繰り返す事で心の中には1つの闇が広がっていったのです。

「俺は要領が悪いんだ」という鎖

いま思えば恥ずかしい限りですが、当時の僕は「要領が悪い」という言葉に縛られていたのだと思います。

 

「要領が悪い」というのは1つの短所に過ぎず、人間、短所があれば長所もあるので気にしすぎることは無い…と今なら言えるのですが、当時はそんな考えに至ることは無く

 

  • 「要領が悪い」ことは自分が産まれもった欠点なのだ
  • 「要領が悪い」ことを人並みに改善しないと、他の人と同じスタートラインには立てないのだ
  • 「要領が悪い」自分は他の人に比べて劣っているのだ。社会人として二流なのだ

 

…とまで考えるようになっていました。

「要領が悪い」とは、具体的にどういう事を指すのかしっかり理解しようとせず、自分の生まれ持った性質・ある種不治の病のようなものだ、とすっかり自信を無くしてしまっていました。

 

 

そんな状態で仕事をするので、当然、実力は発揮できません。
自信がないから実力を出せず、実力を出せないから仕事ができず、仕事ができないから自信がつかない…

 

そんな悪循環に陥っていました。

2012年・冬。押し寄せる現実。

忘れもしない、2012年の12月です。

 

僕は人生で何度目かの退職を決意していました。

新しく就任してきた上司と折り合いが悪く、これ以上この会社で働くのはムリだと判断したのです。

 

仕事に関して非常に厳しい基準を持っており、また、上司本人も自分のことを

                     

オレは瞬間湯沸かし器!

と言うほど短気なタイプでカッとなったらすぐ怒鳴るような人でした。

 

自己主張をあまりせず、周りと合わせるタイプだった僕とは水と油のような関係だったんでしょうね。

 

 

休みの日も関係なく鳴る上司からの電話。

僕の仕事が上司の求める出来では無かったことが原因なのですが、電話口でガンガン怒られ後始末のために会社へ出勤。

 

次第に自信を失い、やがてお客様からのクレームも入るようになり、上司の叱責・対策書の記入・休日出勤…。

休みの日も気持ちが休まらない日々でした。

 

 

退職という行動に、もちろん迷いはありました。

それまで職を転々としてきた僕には珍しく(?)、この時の会社には9年間勤めていたのです。

 

ただ、会社の仕事がすごく自分に合っていたというわけでは無く

  

これ以上転職するのは、社会人としてアウト

という自分自身のこだわりというか、思い込みというか…。

そんなものに支えられ(縛られ?)ていたのかもしれません。

 

 

「こんな自分でも続けてこられたんだし、これからも必死でしがみ付いて居れば、人生何とかなるんじゃないか?」

という、後ろ向きな執念で生きていたような気がします。

 

それなりの期間を勤めたからこそ、会社を飛び出すことへの不安。

 

しかし、それほど向いているわけでも無い仕事に、半分意地でしがみ付いていたような僕です。

上司からの攻撃(口撃?)はさらに激しくなります。

 

 

周りの友人や同僚はいろいろ心配してくれたのですが、退職する以外僕の中で選択肢は無くなっていました。

 

 

ただ、これまでの退職と今回では決定的に違う点が“2つ”あったのです。

1年前に結婚をし、僕の隣には奥さんがいたこと

・その奥さんが、数か月前から産婦人科に通って不妊治療を始めていたこと

です。

 

 

正直、奥さんには申し訳なさと不甲斐なさでいっぱいでした。

数か月前に、結婚1周年を2人でお祝いしたばかりだったのに。

 

会社の上司からも、

『奥さん抱えて、その年で(その当時、30歳を超えてました)再就職なんてできる訳ねえだろ!』

と、だいぶ怒られました。

 

 

夫として、奥さんに「不妊治療を休んでほしい」とは言えませんでした。

一刻も早く、次の就職先を決めなくては。

 

しかし焦る心とは裏腹に、なかなか次の仕事は見つかりません。

 

なにか特別な資格を持っている訳でも年齢が若い訳でもなく、心機一転、未経験の業種に応募し「なんでウチを受けたの?」

と、あしらわれてしまう面接。

 

 

奥さんは不妊治療をしながらパートに出てくれていましたが、それだけで生活費のすべてをまかなうことはできず、減っていく貯金。

 

焦りと、無力感にさいなまれる毎日でした。

転職、0から再びスタート

fancycrave1 / Pixabay

今の職場であるスーパーに入社したのも、運でした。

 

数か月に及ぶ転職活動の中でまったく未経験の仕事は採用されにくいということを悟り、少しでも経験のある職種にターゲットを変更し、たまたま採用してくれた一社だったのです。

 

 

結論から言うと、僕にとってこの転職は成功でした。

 

求められるのは【正確さ】と【笑顔】(スピードは経験である程度早くなる)

レジでの会計業務が中心。ある程度の雑用はあるが、複数の仕事を同時進行で進めるような状況はあまり無い。

マニュアルがしっかり決まっており、個人の創意工夫に頼る部分が少ない。

 

僕は要領の悪い短所がありますが、反面、継続力には自信がありました。

コツコツ続けるのが得意で、集中が切れにくいんですね。

 

また、アドリブ的に素早く判断を下してテキパキ動くことは苦手ですが、一度決まったことに対して手を抜かずにキッチリ動くことは得意です。

 

スーパーのレジは初めてのお仕事でしたが、自分の性格と合っていたのだと思います。

 

 

周りの先輩も良い人たちばかりで30超えたおっさん新人の僕に対して、偏見を持ったり色眼鏡で見るようなことも無くすごく気さくに、親切に接してくれました。

 

この職場でもう一度やり直してみよう、と思うことができたのです。

 

 

それからの毎日、とにかく必死に働きました。

 

朝はご近所にお住いの主婦パートの皆さんと、夜は高校生やフリーターの若者たちと一緒になって、仕事を早く覚えたいこともあり、朝から夜までシフトに入っていました。

 

スーパーマーケットのレジは、どちらかと言えば決められた手順を繰り返し、精度を上げていくタイプのお仕事です。

 

一回、作業の手順を覚えてしまえば判断に迷う状況も少なく、集中して仕事に取り組むことができました。

 

 

そして、入社して10か月ぐらい経ったでしょうか。

仕事の後、店長から「ヒラノ君、ちょっと良いか?」と呼び止められたのです。

初めて得られた評価

            

小松さんってわかるか?小松ヒロエ(仮名)さん

正直、最初はクレームだと思いました。

カード受付でそんな名前のお客様がいたかな?

それとも商品取り置きのお客様?

 

頭の中で小松…小松…とその名前を繰り返してみましたが、どうにもピンときません。

       

すみません。覚えてません…。何かありましたか?

       

いや、ウチの会長なんだよ。先日、ここへ買い物に来たらしくてね

なんという事でしょう。

面接のときにホームページは一読したはずなのですが、会長の名前を忘れているとは。

 

       

それで、会長が君のレジ対応を見て感心したそうだよ


       

いつもは難しい話ばかりなのに珍しく喜んでたから、君にも伝えとこうと思ってね

聞けば、会長から各店舗の店長へ『好事例です』とメール送信されたとか。

 

学生アルバイトの多い時間帯だったので、ひょっとしたら僕のことを新しく入ったアルバイトと勘違いしたのかもしれません。

 

それでも、これまで自分の仕事を褒められたことなど無かったので、その一件は僕にとって衝撃でしたし大いに励みになりました。

 

 

大げさな話ですが、人生で初めて『この仕事でやっていけるかも』と思えた瞬間でした。

過去を振り返って、いま思うこと

それから4年の月日が流れました。

 

いまも僕は、同じスーパーでレジ部門の主任として働いています。

 

あまり大きな店舗ではありませんが、10人前後のパートさん・アルバイトさんのシフト管理をし、自分もレジに入ってお客様の対応を行う、忙しくも楽しい日々を送っています。

 

 

奥さんも、僕がいまのお店に転職したその年に妊娠が分かりまして。

無事に元気な男の子を産んでくれました。

 

予定日より2週間早く、分娩室に入ってから1時間少々でのスピード出産。

 

体重2300グラムと控えめサイズでしたが、親子ともに健康で。

初めてわが子を抱いたときは、硬直して動けませんでしたが…。

奥さんと子供は、かけがえのない大切な大切な宝物です。

 

 

スーパーのレジというのは、向き・不向きが別れるお仕事だと思います。

だから僕は「スーパーでレジの仕事をすれば、みんな幸せになれるよ!」とは言いません。

 

ただ、声を大にしてお伝えしたいのは

      

人には向いている仕事と、向いてない仕事がある!

ということです。

 

 

なにを当たり前な…。と思われるかもしれませんが、この“当たり前”が見えなくなってる人は、ほんとうに多いです。

 

人間、出来事の渦中にいると視野が狭くなります。

目の前の出来事にいっぱいいっぱいで、客観的に見ることができなくなるんですね。

 

自分に向いてない仕事・合わない環境で働く人は不幸です。

これは間違いない。

 

だって1日4時間のパート勤務だとしても、週5日出勤すれば20時間1か月のうち22日出勤すれば88時間ですよ?

これだけの時間を、しかも毎月、ご自分が『辛い』と思う環境に身を置かないといけないのです。

 

たとえ仕事をはなれた時間がどれだけ充実していたとしても、それでほんとうに幸せだと言えるでしょうか?

 

 

辛さ・苦しさを感じる仕事をムリに続けることは無いのです。
あなたがパート勤めならなおさらです。

 

人には適材・適所があり、ご自分が納得して働ける職場・仕事というものは必ずあります。

僕は、このブログを通して“スーパーマーケットのレジ”というお仕事について詳しく発信していきます。

 

それで、あなたがレジというお仕事に興味を持っていただけたら有難いですが、もし興味を持てなかったとしても構いません。

 

世の中、いろんなお仕事があると言うことを知っていただきたいですし、その選択肢の一つにレジも加えて頂けたら嬉しいのです。

 

 

長々となってしまいました。

お忙しいなか最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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